ZaPASS JAPAN株式会社が提供する「ZaPASS AIコーチング × AIエージェント」は、AIによる対話を通じた思考整理と、行動に必要な情報提供を組み合わせた革新的なサービスです。従来のAIコーチングに、AIエージェント機能を追加することで、ユーザーの内省・言語化から意思決定・行動までをシームレスに支援。月額1,100円(税込)から利用可能で、仕事の悩みや個人の課題解決をAIが24時間365日サポートします。
AIコーチングとAIエージェントが融合、意思決定から行動までを一貫支援
昨今、ChatGPTをはじめとするAIサービスの普及により、多くのビジネスパーソンがAIツールを活用しています。しかし、「AIに何を聞けばいいのかわからない」「情報は得られても、実際の行動に移せない」といった課題を抱える人も少なくありません。
そんな課題に応えるべく、ZaPASS JAPAN株式会社は、2023年から提供していた「ZaPASS AIコーチング」の進化版として、「ZaPASS AIコーチング × AIエージェント」の提供を2025年3月3日より開始しました。
このサービスの最大の特徴は、「思考整理」と「情報提供」の融合にあります。AIコーチングによって自分の考えを整理・言語化した後、AIエージェントが必要な情報を提供することで、意思決定から行動までを一貫してサポートします。

なぜ「思考整理×情報提供」なのか?—従来のAIツールとの違い
多くのAIアシスタントは、ユーザーからの明確な指示に基づいてタスクを実行する「オートメーション型」が主流です。例えば、スケジュール管理やデータ整理、情報検索などがこれに該当します。
一方、ZaPASS AIコーチング × AIエージェントは、「そもそも自分が何を欲しているかを整理し、その後の行動を支援する」という点に特化しています。
従来のZaPASS AIコーチングは、対話を通じて内省を促し、ユーザー自身が考えを深めること、言語化することを目的としていました。しかし、「考えを整理しても、次に何をすればいいかわからない」という声も少なくありませんでした。
そこで今回のリリースでは、新たにZaPASS AIエージェントを搭載。「考える」だけで終わらず、実際の行動につなげるために必要な情報をリアルタイムで提供できるようになりました。
これにより、「思考整理のプロセスを経た上で、ユーザーに最適な情報を提供」し、「情報に振り回されることなく、必要な知識を活用して意思決定ができる」という新しいコーチング体験を実現しています。

AIコーチングとAIエージェント、それぞれの役割と特徴
■AIコーチング:思考整理・内省を支援
ユーザーが悩みや課題を入力すると、AIコーチが適切な問いかけを行い、考えを整理し、深めるサポートをします。
具体例:
ユーザー:「新しいプロジェクトを任されたが、自信がない」
AIコーチ:「どのような点に不安を感じていますか?」
ユーザー:「経験が浅く、リーダーシップを発揮できるか心配」
AIコーチ:「過去にうまくいった経験はありますか?どのようなアプローチを取りましたか?」
このように、一方的なアドバイスではなく、ユーザー自身が考えを整理し、納得感を持って行動できるように導くのがAIコーチの役割です。
■AIエージェント:必要な情報をリアルタイムで提供
思考整理が進んだ後、AIエージェントが、ユーザーの課題解決に役立つ情報を提供します。
具体例:
ユーザー:「新しいプロジェクトの進め方について、具体的なフレームワークを知りたい」
AIエージェント:「プロジェクトマネジメントのフレームワークとして、以下の方法があります...」
AIエージェントは、ユーザーの代わりに何かを実行するのではなく、考えを深めた上で、行動につながる情報を届けることに特化しています。AI検索技術を活用し、リアルタイムの情報を取得・提供。従来のLLM(大規模言語モデル)が過去の学習データを基に回答するのに対し、本サービスは最新のWeb情報に基づいた回答を行う点が大きな特徴です。
具体的な活用シーン—悩みを解決に導く実践例
こうした背景から、「問いかけによる内省 × 適切な情報提供」という形でAIエージェント機能を追加。これにより、思考整理のプロセスを経た上でユーザーに最適な情報を提供し、情報に振り回されることなく、必要な知識を活用して意思決定ができるという新しいコーチング体験を提供します。
このサービスは以下のようなシーンで活用できます:
キャリアの悩み:「転職するか、今の職場に残るか」という悩みの相談から、AIコーチが内省をサポート。内省が進んだところで、「自己分析の方法を教えてください」というユーザーのリクエストにはAIエージェントが回答し、ユーザーはネクストアクションを決めることができます。

部下とのコミュニケーション:「部下とのコミュニケーションがうまくいってない」という悩みの相談に、まずはAIコーチが問いかけを通じて内省を支援。その中でユーザーから出てきた「傾聴のコツを教えてください」というリクエストにはAIエージェントが回答し、ユーザーは次に話す時に心がけることを決められます。


日本におけるAI活用の課題と、ZaPASSのアプローチ
ZaPASS JAPAN株式会社の代表によれば、日本国内でのAIツール活用率は他の先進国と比較して低い水準にあるといいます。その要因として一般的にはリテラシー不足が挙げられることが多いですが、同社はより根本的な課題として、「何を知りたいか」「何をやりたいか」という自身の思考やニーズの言語化が十分に行われていない現状があると分析しています。
「ZaPASS AIコーチング × AIエージェント」は、こうした「情報過多」と「自らの意図の不明確さ」という日本社会が抱える課題に対するソリューションとして開発されました。AIツールの効果的な活用には、まず自分の考えを整理し、何を知りたいのか・何をやりたいのかを明確にするプロセスが不可欠であるという考えに基づいています。
また、このサービスは中小企業のAI導入・活用への第一歩としても設計されており、比較的低コストで導入できる点も特徴です。
サービス詳細とユーザー数の実績
ZaPASS AIコーチングは、リリース以降、約3,000名の個人ユーザーや法人に導入され、24時間365日相談できるAIコーチングサービスとして高い評価を得てきました。今回のAIエージェント機能の追加により、さらに使い勝手が向上しています。
【サービス詳細】
・対象:個人向け(法人利用も可能)
・料金:月払い 1,100円(税込)/ 年払い 11,000円(税込)
・提供開始:2025年3月3日(月)〜
・ウェブサイト:https://zapass.co/products/ai-coach-agent
2,000名以上の累計ユーザー数と、24時間365日いつでも利用できる手軽さは、多忙なビジネスパーソンにとって大きなメリットと言えるでしょう。
今後の展開—AIエージェントの拡充と機能強化
「ZaPASS AIコーチング × AIエージェント」は今後さらに拡張される予定です。AIエージェントの種類を増やし、ネクストアクションとなる連絡や調整などの行動支援機能を強化していくとのこと。
これにより、単なる思考整理や情報提供にとどまらず、より実践的な行動支援ツールとしての機能が充実していくことが期待されます。
まとめ
「ZaPASS AIコーチング × AIエージェント」は、AIコーチングによる思考整理とAIエージェントによる情報提供を組み合わせることで、ユーザーの内省・言語化から意思決定・行動までをシームレスに支援する革新的なサービスです。
多くのAIツールが「何をやるか」に焦点を当てる中、「何をやりたいのか」という根本的な問いかけから始めるアプローチは、特に自分の考えや悩みを整理したい人、AIツールをうまく活用できていない人にとって大きな助けになるでしょう。
月額1,100円(税込)からという手頃な料金設定も、個人でのAI活用を促進する要素の一つとなっています。AI技術の進化とともに、私たちの思考や意思決定のプロセスも変わりつつある今、こうしたサービスが日本のAI活用促進にどのように貢献していくか、今後の展開に注目です。
サービス詳細:https://zapass.co/products/ai-coach-agent