コアバリューの会話型AIエージェント「ValueTalk」が東京都中小企業振興公社から「事業可能性あり」と評価

業務効率化
コアバリューの会話型AIエージェント「ValueTalk」が東京都中小企業振興公社から「事業可能性あり」と評価

株式会社コアバリューは提供する会話型AIエージェント「ValueTalk」が、公益財団法人東京都中小企業振興公社より「事業の可能性あり」との評価を受けたことを発表しました。

公的機関からの事業可能性評価の意義

東京都中小企業振興公社の「事業可能性評価」とは、新たな事業展開を目指す中小企業や創業者に対し、事業の将来性や実現可能性を客観的に評価するものです。専門家による厳正な審査を経て「事業の可能性あり」と評価された企業は、技術支援や融資、販路開拓など多方面からの継続的なサポートを受けることができます。

注目すべきは、この評価を受ける企業が年間約20社と限られていることです。つまり、ValueTalkが高い将来性と社会的意義を持つソリューションとして認められたということになります。コアバリューは今回の評価により、振興公社によるアドバイスや定期的な事業推進ミーティング、さらには東京都知的財産総合センターによる著作権管理体制構築のサポートなど、多岐にわたる支援を受けることが可能になりました。

会話型AIエージェント「ValueTalk」について

ValueTalkは、会話型AIを活用して業務報告を効率化し、組織力の向上を支援する次世代型エンゲージメントソリューションです。その特徴は大きく以下の3点に集約されます。

1. リアルタイムの組織状態把握

従業員との会話を通じて業務進捗や個々の特性をリアルタイムで分析し、課題の早期発見と迅速な対応をサポートします。従来の定点観測型の組織状態把握と異なり、日々変化する組織の動きを連続的に捉えることで、問題が大きくなる前に対処することが可能になります。

2. 個別フィードバック機能

AIによる個別フィードバック機能を通じて、従業員の自己理解を深め、成長とモチベーション向上を促進します。単なる業務報告ツールではなく、従業員一人ひとりの成長を支援するメンターのような役割も果たします。

3. 直感的な管理者向けダッシュボード

管理者向けには組織全体の状況を直感的に把握できるダッシュボードを提供。AIの分析結果を活用することで、迅速な意思決定を支援し、業務効率化と生産性向上を実現します。データに基づく経営判断をサポートすることで、組織のパフォーマンス向上に貢献します。

これらの機能により、ValueTalkは日々変化する組織のニーズに対応し、人材のポテンシャルを最大限に引き出しながら、企業の持続的な成長と競争力の向上を後押しするソリューションとして期待されています。

WEBサイト:https://corevalue.co.jp
製品サイト:https://valuetalk.ai/

人とAIの共創による新しい働き方の実現へ

株式会社コアバリューは「AIで未来の働き方を変える」というミッションを掲げ、AI開発を通じてこれまでにない組織力向上の革新を目指しています。同社のビジョンは、AIが人を評価するのではなく、人とAIが共に成長し、共創する世界を実現することにあります。

AIが人間をサポートすることで、より人間らしく、効果的な働き方が実現できるという信念のもと、コアバリューは会話型AIエージェント「ValueTalk」を開発しました。このソリューションを活用することで、企業や組織はリアルタイムで組織状況を把握し、素早く意思決定を下すことが可能になります。

また、組織内コミュニケーションやチームワークが向上し、組織全体の効率が高まることで、全体パフォーマンスのさらなる向上も期待できます。企業にとって、この組織力向上プロセスや生きたデータ活用は、人的資本経営に持続的な価値をもたらし、長期的な成長と競争力強化に寄与するものと考えられています。

AIエージェント市場の新たな展開

企業における組織マネジメントや人材育成の分野でのAIエージェント活用は、今後ますます重要性を増していくと予想されます。特に日本企業が直面している労働力不足や生産性向上といった課題に対し、ValueTalkのようなAIソリューションは効果的な解決策となり得るでしょう。

東京都中小企業振興公社からの評価を受け、今後さらなる事業拡大が期待されるValueTalk。人とAIの共創による新しい働き方の実現に向けた取り組みが、どのように進化していくのか注目です。

【出典】